【iPhone6】画面割れ水没→復旧できず

このところ、取手・守谷地区はずっと雨が続いていますね〜。
私は雨は嫌いな方ではないですが、うちの玄関周りの植物ちゃんたちが日が浴びられず、ヘタってきました!

こんな雨の続く時には、画面が割れたiPhoneを使っている方は本当に要注意です。
今日は昨日ご来店いただいたお客様のiPhoneで、この言葉を裏付けるのにピッタリなご修理事例がありましたので、本日はその事例をご紹介させていただきたいと思います。
お客様、ご来店誠にありがとうございました^^

機種はiPhone6です。
ご相談内容としては、「しばらく前から画面が割れたままの状態だったのだが、ここ最近電源がついたりつかなかったり起動がおかしくなってきて、昨日全くつかなくなってしまった」とのことでした。

実際のその割れたフロント画面がこちら。
かなり広範囲に割れており、右上に至っては画面が無く内部がむき出しの状態でした。


画面を開けたら、完全に水没していました。


この黒丸をつけたところは、普段は白いのですが水に反応すると赤くなります。(通称水没シール)

iPhone6の場合には、この2箇所に水没シールがあるのですが、今回の場合、両方とも真っ赤でした。
お客様のお話によると、どこか水の中に落としたこともなく完全に意外という感じでした。
おそらくこの長雨の中、外で使っている時にこの割れた画面の隙間から徐々に徐々に雨がiPhoneの中に入ってきて、少しずつ少しずつ内部に影響が出てきたものと思われます。

実際、始めにお伺いしたお話の中でも「電源がついたりつかなかったり起動がおかしくなってきていた」とのことでしたので、徐々に徐々に基盤に水の影響が出て、やがてつかなくなったものと思われます。
そして、こういう場合、水没修理しても望みはかなり薄いです。

起動がおかしくなった段階でご相談いただいて、内部クリーニングしてあげていれば問題なく使えるようになっていたと思うのですが、徐々に徐々に影響を及ぼしショートした場合には、完全に基盤が死んでいる可能性が高いため、復旧できないことがかなり多いです。

今回もやはり結局一切復旧できませんでした。
本当にうんともすんとも言いませんでした。
うちは基盤修理は受けていないので、あとはお客様には基盤修理をやっているところにご相談いただくようにお話しして、お返しとなりました。

画面が割れたままiPhoneを使っている状態というのは、こんなに怖いことなんだということを認識して使ってください。
知らない間に少しずつ中に水が入ってきて水没してしまっているというのも、今回のお客様の例のように全然あります。
誤魔化し誤魔化し使い続けていると、やがて電源がつかなくなる可能性があります。

そうしたら修理代どころの話ではありません。
データはすべて飛び、買い替えです。

少しでも早く修理に出すか、もしくはこまめにバックアップを取ったり外では防水ケースに入れるとかあまり出さないようにするとか、とにかく気をつけて使うようにお願い致します。