東京店の準備開始!古物商の免許でつまづく

来月の12月1日から東京の後楽園駅のそばに2号店を出す予定で動いているのですが、開始早々につまづきました。

というかですね、そもそも12月1日からオープンとか全く無理でした。

今日は11月22日ですが、この時点でまだ借りる場所の明け渡しも終わっていませんし、備品も一切揃えていません。

1号店をオープンする時もオープン日に全く間に合わなくて、準備している時に近所の人が来てしまうという状態でした。

こう愚痴るわけではないのですが、私は出来ればこの冬の時期ではなく、来年の3月くらいから本当は2号店をスタートしたかったんですね。

この寒い時期というのは修理店は閑散期でお客様がぐっと減るので、冬の時期に始めても経費が嵩んでしまって採算が取れる見込みがないと思っています。

ただ物件というのは巡り合わせですからね〜。

私が「春から借りたい」と言えば春から借りることもできたのですが、そうすると私に貸してくださる方に少しご迷惑をおかけしてしまうことになるので、渋々12月1日スタートにしました。

物件のお話を頂いたのも縁ですし縁は大切にしたいので、私も妥協できるところはしたいなと思います。
商売は運というか、縁がもっとも大切だと思っているので、縁はできるだけ大切にしています。


冬に始めるということは修理もあまり来ないだろうと割り切って、まずはApple製品の買取を頑張って冬の間は買取で乗り切ろうと思っていたのですが、ここで衝撃の事実が発覚!

「古物商の免許は県ごとに取らなければいけない」ということを11月の1週目くらいに知りました。

そこから大急ぎで提出資料を掻き集めなんとか資料を揃えて、昨日、2号店の管轄である富坂警察署へ提出へ行ったら、またここでも衝撃の事実が発覚!

“店の管理者は1店舗1人だから、他の店舗の管理者は他の店舗の管理者になれない”

私は1号店の管理者だから、2号店の管理者にはなれないんですって。

私が揃えた資料は全部無駄になりました・・・。


古物商って申請してから許可が下りるまで早くても1ヶ月くらいかかるので、これで12月中に買取を頑張る夢も潰えました。泣

そもそも12月1日にオープンできるなんて思ってもいなかったので、正直この程度は想定内なんですが、どんなに小さいことでも新しいことを始めるのは気力も体力も使いますね。

とはいえ、1号店をオープンした時は1人だし右も左も分からない状態だったので、それに比べれば、今は師匠さんもいるし経験も積んでいるので、かなり楽です。

まぁ、なんでも一筋縄ではいかないと、割り切って楽しみたいと思います。

せっかく良縁で後楽園に店を出せることになったのだから、この機会を大切に楽しみながら準備していこうと思います。


話は古物商に戻りますが、古物の申請って書類を色々と揃えなければいけないのですが、その中で“身分証明書”と“登記されていないことの証明書”を取るのに、少し時間がかかります。

身分証明書は自分の本籍のある市役所へ請求して出してもらいます。

本籍地の近くに住んでいる方なら出向いて行って直接貰えますが、基本的にはみんな郵送で請求すると思うので、郵送で請求するなら1週間は見ておいた方がいいです。

登記されていないことの証明書は東京法務局に請求して出してもらいます。

これも請求してから証明書が返ってくるまでに1週間ほどかかります。

今回、私は古物商の申請を出すのが2回目だったので、勝手を知っているため余裕だと思っていたのですが、まさかの本籍地を間違えて提出しまい失敗。

むしろ1回目の方がスムーズだったような気がします。笑

そんなこんなしていたので、警察署に出しに行くまでに時間がかかったのですが、さらに行ったら行ったで提出もできず(笑)


昔、ひとり旅をしていてタイ・バンコクに滞在している時に、父が”日本から韓国に行くから韓国で会おう”という話になっったことがありました。

韓国で落ち合って数日過ごしたあと、私は次はベトナムのホーチミンに行くことになっていました。

韓国の仁川空港で父に見送ってもらい、私は意気揚々とホーチミン行きの飛行機に乗ろうとしたら、まさかの搭乗拒否されまして。

なぜかというと、飛行機の搭乗時(入国時)にベトナムを出国するためのなんらかの乗り物のチケットを持っていなかったためです。

(ベトナムへノービザで入国する場合は出国用のチケットを入国時に見せなければいけない決まりだったような気がします。昔のことなので詳細は忘れてしまったのですが)

この時の絶望感を、富坂警察署でふと思い出しました。笑

もちろん絶望感の大きさは全く違いますが、自分の無知で大きな組織に認めてもらえないあの無力感?脱力感?

もうこうなるとどうにもならないんですよね。

自分のせいなので。

この時の私はどうしたかというと、ベトナム行きを諦めて恥を忍んで父に電話し再度合流した後、数日間一緒に韓国で過ごし日本へ一旦帰りました。

今度はカンボジアのプノンペンから空路で入り、シェムリアップから陸路でホーチミンへ行くルートに変更しました。

それも今思い出すと、良い経験です。


すべてにおいてスムーズに準備が進んでいない2店舗目です。

本格的なスタートは年明けになるかな〜と予想しておりますが、それも実際のところは不明です。

ただ、修理は12月の前半には始められると思いますので、詳細は追ってお伝えしていければと思っています。

店のすぐ近くにラクーアがあるので、なんだか店に行くたびに観光気分になりそうです。笑