都内への電車通勤初体験です
今年から茨城県取手市から東京都文京区春日のある店まで電車通勤することになったのですが、私は人生の中で電車通勤をしたことがほとんどないので、非常に新鮮な気持ちです。
師匠は以前は高田馬場にある店で働いていたので電車通勤は慣れているみたいなのですが、私は初めてなので結構辛いです。
とはいえラッシュ時に乗るわけではないので満員電車で通勤・通学されている方よりは遥かに楽だと思いますが、それでも片道1時間半の道のりは結構しんどいものがあります。笑
今までは自宅から取手の店まで車で5分の距離ですし、田舎なので常に車移動なため「待つ」という習慣があまりありません。
そういう意味ではとてもワガママですよね。
最近は通勤を精神修行と捉えるようにしています。
すごく鍛えられますね、このワガママな性格が。笑
帰りの電車で辛い時に「じゃあ東京出店に挑戦しない方がよかったのか?」と考えるのですが、答えは絶対にノーです。
私の中ではどんな結果になろうとも、この機会を逃すという選択肢は全くありませんでした。
取手店が決して悪いわけではなかったので、そのまま取手でやっていても良かったんですけどね。
全く知り合いのいない遠い都会で新しく始めるというのも面白そうだなと。
ほんと飽きっぽいんですよね、昔から。
だから、私は違う仕事を3つくらい持って交互にやっているくらいがちょうどいい気がします。
ずっとそれだけやっていると飽きてしまってすぐに興味を失ってしまいます。
今は主に違う種類の仕事を2つやっているのですが、1番多い時で4つくらいやっていたこともあります。
それでもこの仕事は飽きずに2年近くやっているので、好きなんだと思います。
この仕事の良いところはお客様の喜んだ姿を目の前で見られるので、自分が誰かの役に立っていることを自分自身で実感できることです。
端末の状態によっては泣くほど感謝されますからね。
自分の仕事が誰かの役に立っていることを直接実感できることは結構気持ちの良いものですよね。
それが今まで、と言ってもまだ2年もいかないですが、飽きっぽい私がここまで辞めずに続けてこれた理由です。
そういう仕事に出会えたことを感謝しています。
それと、私がもし店を畳んでしまったら、今現在もこれからも、非正規店で修理した時に低品質品を使われてしまい、そのことを悩んでいる方を救える人がいなくなってしまうという使命感もあります。
私は東京では新規の方よりも「他店で修理したけど満足しなかった」というお客様を対象にしています。
取手店ではそのことで全国各地からお問い合わせを頂いておりましたので、東京にも潜在的に大勢の方がいらっしゃると考えています。
ですので、時間はかかるかもしれませんが、大々的に広告などは打たず地道に運営していこうと思っております。
まぁコピーパネルを使用した画面交換の修理料金なんて、東京でもトップクラスに安いですけどね。
そこを推して大きく広告を打てばそこそこ繁盛するのは目に見えているのですが、私が推したい路線はコピーパネルではないので、あえてそういうことはやりません。
始めの頃に取手店でコピーパネルの修理料金で紙広告を打ったことがあったんですよ。
そしたら、広告を出した初日からバンバン電話がかかってきて修理の予約でいっぱいになりました。
実際にご来店されてご修理の前に、私は今と同じようにコピーパネルと再生パネルの違いの説明をしてお客様に選んでいただくという形を取っていたのですが、多くの方はコピーパネル目当てで来ているので、ほとんどコピーパネルしか選ばれません。
また、数人ですが、中には私の出した広告に「騙された」と感じて広告会社にクレームを言ってくるような方もいらっしゃいました。
その時に私はこの広告方法は自分自身で非常に不誠実だと感じたので、安い料金で広告を打てば人が集まってくることが分かっていても、もうその手法をとることはやめました。
コピーパネルで広告を打つのは禁断の果実ですね。
そして、このときの広告でコピーパネルを選んだ方のほとんどはリピーターになったり、誰かをご紹介くださったりということもありませんでした。
修理に関しては価格競争に乗らず、独自路線で自分自身の価値観で勝負すると決めているので、今の姿勢を貫こうと思っています。
それが私が東京に出している「意味」です。
あと、これはちょっと余談なのですが、私が昔、まだ師匠と出会ったばかりの頃くらいに、師匠に「私もいつか東京に出したい!そして六本木とか新宿に英語オンリーの修理店を作りたい!」と言っていたことがあったんです。
師匠は忘れてしまっただろうけど。笑
私は流暢ではありませんが、普通にコミュニケーションを取るくらいは問題なく英語で出来るので、2号店は日本語の分からない外国の方にも積極的に利用してもらえる店にしたいなと、頭の片隅に考えています。
ただ、後楽園店は師匠の方が店にいる割合が高いため、師匠がいる時に外国人が来てしまったら対応できないので、今の2人体制では絶対に無理ですけどね。
私の小さな夢です。
最近は後楽園店の話が多いですが、まだまだ取手店の方がお客様の数は多いので、勿論取手店をおろそかにしている訳ではありませんので茨城のお客様はご安心くださいね!
取手の方はもう形が出来上がったのでそんな考えることもないため、話題が後楽園店に行きがちなだけですので、ご安心頂けますと幸いです。
取手の方も変わらずしっかりやっております。
とりあえずバッテリー交換が非常に多い季節なので、師匠と一緒に検品を頑張ります!!!