【iPhoneSE1】【画面交換】非正規店で画面交換したら、変な画面が取り付けられた
みなさん、こんにちは!
本格的な梅雨の時期になりましたね〜。
私はチョコレートが大好きで、ほぼ毎日チョコレートを食べているんですが、最近食べた中で、久々に大ヒットした商品があります!
最初に食べた時は、自宅で結構酔っ払った状態だったんですが、あまりの美味さに酔いが醒めました。
それくらいの衝撃。
セブンにも売っているので、チョコ好きな人は是非★
では、本日のご修理事例に参りましょう。
機種は、iPhoneSE第1世代。
初代SEは、発売から5年以上経過しておりますが、いまだに根強い人気があります。
先日、iOS15でのサポート続行が発表されましたし、まだまだ需要があると見込んでおります。
うちは、iPhoneSE1は数千台は修理しており、ありとあらゆる故障を見てきたので、今は本当に分からないことは無いと断言できます。
ですので、お困りの方がいらっしゃいましたら、ご相談ください^^
さて、ご修理前のお客様からのご相談に参りましょう。
今回のお客様は、他にiPhone11を持っていたのですが「SE1は気に入っているから、まだ使いたい」というご希望でした。
SE1は「セカンド機として」という方がとても多い印象があります。
それだけ広く愛されているということですね。
では、実際の端末を見てみましょう。
左が当社のパネルを取り付けた端末、右が修理前のお客様の端末です。
画面が「暗い」「青い」ことが一目瞭然ですね。
今回当社で画面交換して、画質は元に戻りましたので、違和感は消えました。
ただそもそも、今回のお客様は、画質に不満を持ったから修理をしたわけではなく、タッチパネルの故障によって、修理をせざるを得なかったわけですね。
では、なぜ、タッチパネルの故障が起きてしまったのか?
もちろん、何度も落としたりぶつけたりすれば、純正の液晶画面でもタッチパネルは壊れますので、一概に「これ」と断言できるわけではありません。
しかし、今回修理してみて、故障に大きく関係している箇所を見つけました。
それは、以前の修理の際に取り付けたバッテリーです。
これが通常の規格より若干厚みがありました。
これが元々の画面なのですが、画面中央が白光りしているのが分かりますでしょうか?
当社では、今回はバッテリーの厚みによって、画面を裏から圧迫し続けたことで、タッチパネルが故障したものと判断致しました。
厚みについては、目視では分からない程度ですが、とはいえ、通常の規格よりも厚いのは確かです。
前回の修理では、この厚みに技術者が気付かなかったのだと思います。
それでそのまま取り付けてしまい、これが画面故障に繋がったのは、大いにあると思います。
これが「正しく修理する」ことの大切さですよね。
私は、もう過去のブログで、言いたいことは全部言ってきているので、改めて主張することも特にないのですが、1つだけ、これを書いて終わりにします。
一般の皆様の中には、
「iPhoneの修理なんて、ただパーツを交換すればいいんだろう」
「簡単な仕事でお金もらって、儲けていて羨ましい」
などと思っている方もいらっしゃるでしょう。
実際、私も面と向かって、お客さんに同様のことを直接言われたことが、何度かあります。
そいつ、どんな人間性だよwと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、若い女がこういうことやっていると(今はもう若くないですが)、嫌味を言ってくる人もいるんです。
私は、最初はこういうことを言われると、めちゃくちゃムカついていました。
「は?あんたの見えないところで超努力してるから」と反発する気持ちもありました。
でも、今は、他人から「楽に儲けている」と思われるなんて、私の戦略は成功しているなと思うようになりました。
「大変」な部分が企業秘密なわけで、これは意図的に隠しているからです。
現実は、勿論全く楽などしておりません。
もし楽をしたら、本日のお客様が前回行った店のように「修理した箇所が他の場所を故障させる」なんてことも起きてしまいます。
そりゃ、この店舗みたいに、ただパーツを買って、ろくに検品もしないでそのまま出して金もらってれば、楽でしょう。
私に「楽に儲けている」なんて言ってくる人は、もっと世の中を見ろ!と言いたいですね。
というか、こんなことを店の人に直接言っちゃう人間なんて、一般社会では誰にも相手にされていないんでしょうけどね。
話は逸れましたが、最終的に何が言いたかったのかというと、この世の中に、一部の特権階級以外は、楽に儲けている人なんて1人もいないですし、もしそう見えるのであれば、そう見せているだけです。
私たちの仕事でいえば「お客様と実際に顔を合わせて修理を行う」というのは、業務の中では全体の1割に過ぎません。
あとの9割は、すべて「正しく修理する」ための準備です。
何故なら、準備を怠ると、”修理したのに故障した”ということになってしまうからです。
人間は「人の芝生は青く見える」もので、人の仕事って簡単そうに見えるものですよね〜。
ということで、最後はまとまりのない文になってしまいましたが、今日はここで終わりにします!
本日のご修理は、iPhoneSE1で他社の再生パネル→画面交換で、ご修理料金は10,990円(税込)でした。
バッテリーについては、現状をお伝えしましたが、お客様が交換を望まれなかったため、「時間が経つと、またタッチパネルに異常を来す可能性がある」という今後の危険性をお伝えして、交換せずに終わりました。
お客様、ご利用誠にありがとうございました^^