【iPhone8】他店で修理したら、不具合が出た→再訪したところ潰れて無くなっていた話
みなさん、こんにちは!
私は最近、オリンピックのサッカーにハマっています。
私はいわゆる「にわか」です。
サッカーは、ほとんど代表選しか見たことがありません。
今回は、久保選手・堂安選手・遠藤選手・酒井選手・吉田選手の5人しか知りませんでした。
しかし、サッカーというのは、観始めるとなぜか熱くなってしまうもの。
前回のWカップのベルギー戦なんて、ラスベガスに旅行中だったのに、わざわざ現地のスポーツバーを探して行って、日本語で声張り上げて応援してましたからね。w
普段サッカーを全く見ないのに。w
にわかの極み。
今回も毎試合楽しみに観ています。
どうか銅メダルを取れますように!
日本の選手、がんばれー!
ということで、今日の本題に参りましょう。
今日はタイトルの通りです。
そして、修理内容については、いつもご紹介している内容なので、目新しさもありません。
が、ご相談内容が面白いかなと思ったので、こちらを選びました。
では、お客様からのご相談内容から参りましょう。
直接ご来店いただき、以下のご相談を受けました。
このような内容でした。
少し前にも「元の店が潰れてしまって、再修理してもらえなくて相談に来た」というのがありました。
今回のお客様は、お隣の守谷市からお越しになったので、この時のお客様とは行かれた店舗は違うと思います。
では、今回の状態を見てみましょう。
実はこの修理のとき、うちが激混みしておりまして、2人で修理5件を同時にやっていたので、これ1枚しか写真を撮っている間がありませんでした。
この端末を当社へお持ち込みいただいた時は、まだ操作が出来たのですが、修理時に画面を取り外してからは、操作不可になりました。
ですので、TrueToneのところをお見せすることができないのですが、当然、消えておりました。
(写真は他の修理の時の引用です。)
では、お客様のご相談内容に戻りましょう。
要は「店側から修理前に何の説明も無く、勝手にコピー(互換)パネルを取りけられた」ということです。
今はだいぶ減ってきたと思うんですけどね。
まだまだ地方の田舎は、お客さんが分からないのを良いことに、こうやって勝手にコピーパネルを取り付けている例が後を絶たないんでしょうね。
さらに言うと、悲しいことに、店側も「これはコピーパネルで純正と違う」ということに気づいていない可能性もあります。
本日ご紹介のお客様が最初に行かれた店舗については、実は、以前にも何度か「あそこに行ったら、不具合が出た」というご報告が、他の方からもあがってきておりました。
ですので、私も、この店について、一度調べたことがありました。
ここは、取り扱っている品質の割に(低品質ということです)、パーツの保証期間が異様に長いようで、おそらく相当数が再修理に来ていたのではないかと思います。
どうやら1年くらいで潰れてしまったようですね。
このことからも分かるように、この店の人は、おそらく「iPhone修理」についてよく分かっていなかったんだと思います。
加盟料の安いフランチャイズに適当に加盟して、本部の言われるがままやっていたら、儲からない上に再修理ばかりになって、嫌になって止めたんじゃないかと思います。
「iPhone修理非正規店」あるあるですね。
ですので、TrueToneについての知識も皆無だったのだと思います。
たぶん、TrueToneなんてものの存在自体を知らなかったんでしょうね。
私が開業した頃は、今と比べると、修理自体もっと単純で、特別な知識もそんなに必要ありませんでした。
不具合の理由や、修理不可の判断など、経験則から来る知識は重要でしたが、それも経験を積めば、分かるものでした。
ただ、今のiPhone修理は、昔と違って、修理工程・内部構造自体も複雑になっていますし、修理を受けるための事前の知識が必要になっています。
しかも、これが少なくありません。
機種ごとに注意点が違っていたりするので、これを知らないでやっていると、必ずお客様からクレームになります。
さらに、この注意点はどんどんアップデートされていくので、そのスピードについていく必要があります。
うちは郵送修理を全国から受けているのですが、「地元の修理店にTrueToneのことを聞いたら”それなんですか?”と言われてしまった」という相談をよく受けます。
いま、この時点でTrueToneの存在を知らないなんて、明らかに流れに追いついていないですよね。
この業界は、潰れては出来て、潰れては出来てを繰り返していますが、私が見ている限り、以前よりも新店舗の潰れるスピードが早くなったような気がします。
以前のお客様についても、今日のお客様についても、行かれた店舗が潰れておりますが、やはりこのスピードについていけないと、潰れてしまうのでしょうね。
まぁ私も偉そうなこと言っていますけど、大して追ていけていないですけどね。笑
うちの今の修理のメインは、iPhone7・iPhone8(SE2)・iPhoneXなので、うちは最先端では全然ないです。
まぁこれは考えがあって、あえてこの辺りの機種を強化しているのですが、その話は割愛しますね。
話を戻しますが、この仕事は、お客さんを喜ばせてなんぼ、お客さんの役に立ってなんぼですので、それが出来ないなら、もう畳むしかないですよね。
それは、私自身も肝に銘じています。
今回の場合は、お客様が「コピーパネル」という存在自体も「TrueTone」という存在自体も知らなかったので、私が順序立てて、最初から説明致しました。
今回のお客様は、コピーパネルについては納得した様子でしたが、TrueToneについてはあまりピンと来てはおりませんでした。
ただ、当社では、画面交換と同時修理の場合は、TrueToneの修復修理は無料ですので、問答無用で復旧させました。笑
消失したTrueToneの修復修理に関して
(この写真も以前の修理の時のものです)
今回のお客様のような方は、非正規店からすると、格好のカモなんだろうと思いますが、騙し騙されでそれなりに成り立っているのであれば、それもそれで正解なのかもしれませんね。
知らぬが仏、という言葉もありますしね。
私には全く関係のないことなので、勝手にやっててくれと思います。
今回はとりあえず無事直すことが出来、画質も元のクオリティまで戻せまして、お客様にも大変喜んでいただけたので、私としては良かったかなと思います^^
では、本日のご修理料金は、iPhone8の液晶故障→画面交換で14,990円(税込)、TrueToneの修復は無料サービスでした!
お客様、ご利用誠にありがとうございました!
末永く良い状態でお使いいただけることを願っております。